長崎随一の繁華街
「思案橋」を中心とした
本石灰町自治会
「行こうか、戻ろか、思案橋。」
この言葉に込められた情緒は、かつて長崎の花街・丸山遊郭が栄えていた時代の名残です。
丸山へと続く入り口に架かっていたとされる橋。
その場所で、人々は「先に進もうか、それとも戻ろうか」と心を揺らしながら思案したと伝えられています。
今もその名を残す「思案橋」は、長崎を代表する繁華街。
地元グルメを楽しめる老舗や名店、夜の街に灯る味わい深い酒場、
そして個性的な横丁の風景が、長崎らしい情緒を今に伝えています。
そんな思案橋を中心に位置するのが、本石灰町(もとしっくいまち)です。
本石灰町自治会では、地域に根ざした暮らしを大切にしながら、
秋の大祭「長崎くんち」では、町の誇りである奉納踊り「御朱印船」を継承・奉納。
世代を超えて人と人とがつながる“まちの文化”を、守り伝えています。
行事や神事、祭りの支度や清掃活動、子どもたちの見守りや地域の助け合い。
それらすべてが、まちの営みであり、コミュニティの力です。
この公式サイトでは、本石灰町の活動の様子や長崎くんちの取り組み、
地域イベントのご案内などを発信しています。
地元の方はもちろん、遠方の方にも、思案橋と本石灰町の魅力を感じていただけたら幸いです。
本石灰町について
本石灰町自治会の概要

本石灰町自治会のエリアは長崎随一の歓楽街である思案橋一帯を網羅しており、エリア内に暮らすご家庭、そして、歓楽街で店舗を運営する事業主を中心に自治会会員が構成されています。
自治会の組織としては、
- 役員会
- 婦人部
- 紋付会
- 青年部
この4つの部会を核として町内で200を超える世帯(店舗も含む)が本石灰町自治会に関わりを持っています。
本石灰町自治会の活動
年中行事としては、
- 節分祭
- 水神祭
- 大崎神社大祭
これらの祭りをはじめとした本石灰町ならではの行事に加え、長崎くんちの踊り町の一つとして「御朱印船」を奉納し活動を続けております。
この長崎くんちにおいて「御朱印船」を奉納することは、本石灰町自治会の中でも最も重要な取り組みと位置付けています。
7年に一度のサイクルで巡る中にも、この「御朱印船」の奉納を自治会構成員の誰もが常に年頭に置いて活動しています。
老若男女すべての町民に関わる意味を持たせ、7年ごとに役割も年齢等によってスライドするそのしくみは、町のコミュニティを永遠なるものにすべきと関わる全ての者の胸に刻み込ませるものでもあります。
また、青年部においても長崎くんちに関わる他の踊町との交流事業や、毎月15日前後の日曜日に実施される夜警や年末夜警(3日間)を実施するなど盛んに活動しており、町の活性化に寄与する活動を続けております。
\ もっと詳しく知りたい方へ /
ベトナムとの友好関係
新着記事
-
2025年5月28日(水)本石灰町大崎神社にて水神祭を斎行しました
地域に受け継がれる水神祭とは 本石灰町に鎮座する大崎神社において、令和7年5月28日(水)、本年度の「水神祭(すいじんさい)」が執り行われました。この祭りは、私たちの生活の基盤である「水」への感謝を捧げるとともに、地域の安寧と発展を祈る、長年… -
【令和5年度御朱印船Tシャツデザイナー】スター服装株式会社代表山野隆様のお言葉
令和5年度御朱印船のTシャツなどのデザインを手掛けてくださいましたのは、スター服装株式会社、代表の山野隆様です。 山野様より、どんな想いでデザインを書き起こしたのかお言葉をいただきましたので掲載させていただきます。 スター服装株式会社代表山… -
【2023年6月1日】長崎くんち「小屋入り」を無事に迎えることができました
2023年6月1日、長崎くんちの「小屋入り」を無事に迎え、午後からは関係各所への打ち込みにも行って参りました。 幸いなことに天候もなんとか味方をしてくれて、無事に小屋入りを迎えることができたことをご報告いたします。 【午前中】清祓い(諏訪神社→伊…